ひな祭り(3月3日桃の節句)は女の子の健やかな成長を願って楽しくお祝いしましょう

天気がよく空気が乾燥している10月頃に虫干しをして風に当ててあげるといいでしょう。
このときも直射日光には気をつけてください。
収納するときには、ホコリを払うのをお忘れなく。
人形の保存に適している防虫剤はナフタリンを原料としているものです。
人形専門店で販売しているものであればまず大丈夫でしょう。
パラジクロル製剤やしょうのう製剤などの他の防虫剤と併用することはやめましょう。
防虫剤を変えるのもあまり良くないので、毎年同じ種類の防虫剤を使用してください。
また、直接人形に触れないように箱の中に入れましょう。
箱に納めた人形は湿気のないところにしまいます。
納戸や押し入れの上段など家の中の高い場所に保管するといいでしょう。
湿気は人形の敵です。湿度が高いところにしまっておくと顔や衣裳にカビがつきシミになってしまうことがあるので注意くださいね。
ただ、乾燥しすぎも良くありません。
乾燥し過ぎると顔にヒビが入る恐れがあるからです。時々、通風を良くするといいでしょう。
湿度が高いところだけでなく直射日光が当たる場所も避けて飾ってくださいね。
型崩れの原因になるので、布や紙で人形を包む時には強くつつまないようにしましょう。
人形の箱の中に納めるときは、中でぶつかり合わないように隙間に新聞紙などを詰めるといいでしょう。
また、人形をポリ袋に入れて密封するとなおよいと思います。
人形をしまうときには、空気の乾燥した日を選んで羽根バタキでやさしくホコリを払い落とします。細かい部分は歯ブラシなども使います。
箱の中にしまうときは、やわらかい布で包んでホコリから守ってあげましょう。
人形を包むときに、手や指で直接触れるとあぶらがつき、しみになりやすいのでご注意ください。